長野県松本市 気功 ヒーリング 波動癒整術/神田式メソッド  日本気功センター

誰でもできる! 自然療法(波動療法) 老化退化を遅らせ、”進化”に特化したメソッド

ホームお知らせ ≫ 死にたい人へ Part① ≫

死にたい人へ Part①

海の向こうに光_コピー
私は重度の知的障害をもつ息子を抱え、一人で育てていく中で、これまで幾度となく自殺を考えたことがあった。
世の中には、自分一人のことだけでも精一杯な人もいるが、私は自分自身のことさえおろそかにして、自分以外の周りの多くの人達のために、どうして一生、奉仕し続けなければいけないのかと、自分の人生にずっと不満を抱き、憤りを感じ続けていた。

私の人生は、息子を背中に背負ったまま、日本からアメリカ西海岸まで海の中を泳いで渡っているような感覚が20年近く続いた。
時には海の中に深く沈み溺れそうになったり、時には力尽き果てて前に進めなくなったりしたことも多かった。
太平洋の真ん中でいつ死んでもおかしくない状態。
果てしなく続く海洋のゴールがいつまでたっても見えてこない日々。暗い暗い海の中で、沈んだり溺れたり。

それでも身体を休め、体力が戻ってきた時には、またやる気を出して前に進み始めた。
どんなに苦しくても、何度溺れても、私は絶対に息子を自分の背中から引きずり降ろしたりはしない、息子は必ずゴールまで連れていく、いつもそう心に誓っていた。

かれこれそれが20年以上続き、20数年経った今ではやっとやっと、アメリカ西海岸のゴールに辿り着いたように感じられる。
そして、ゴールに辿り着いた今だからこそ言えること、
それはこれまでの長い長い道のりを振り返ると、もちろん苦しみも多かったが、その分だけ強くなれた自分がいる。
出発した当時とは全く別人になった自分がいる。
そう思えることと、これまでの道のりがとても大切な自分の宝物に思えるということ。
それが何よりも幸せだと感じる。
苦しみを乗り越えてきた人間だけに与えられる神様からのプレゼントだろう。
苦しみを乗り越えてきた全ての人間が、心の底からふつふつと実感できる、自分自身と自分の人生への感謝の気持ち。

私は今、アメリカ大陸のゴールの陸の上に立ち、こう言える。
「この人生を生きてこれて良かった。
この人生だからこそ、良かった。
神様ありがとうございます。」
そして長い間、荒波を乗り越えてきた自分自身に敬意をもてる。

私の人生は、”実際に” 息子を背中に乗せたまま、日本からアメリカまで泳いで渡る方が遥かに楽だっただろうと、これまでに幾度となく考えたことがあった。
私の人生は幼少期からずっと、多くの人に騙され利用され、粗末に扱われてきた人生だった。
でも多くを学び、成長できた人生だった。
だから自分にとって全ていいことだ。自分にとっての宝物。


神田 有希子









気功、ヒーリング、自然療法
誰でもできる、老化退化を遅らせ、”進化”に特化した気功
日本氣功センター(長野県松本市)
波動癒整術/神田式メソッド 
 
2022年05月09日 00:00

ブログカテゴリ

月別ブログアーカイブ

2025 (2)

モバイルサイト

日本氣功センタースマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら

※LINEのご利用方法  IDはnihonkikouです。  IDを入力し、友達追加してもご利用頂けます。